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ディアマイン / 高尾 滋 [漫画]


ディアマイン 第2巻 (白泉社文庫 た 8-2)

ディアマイン 第2巻 (白泉社文庫 た 8-2)

  • 作者: 高尾 滋
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2008/07/15
  • メディア: 文庫


10歳の社長さんと、その許婚だという高校生。
なんとなく社交界っぽい話と、表紙に惹かれて買ってみました。
おそらく文庫版が発売されたばかりの頃で、本屋さんでも平積みにされていたのよね。
文庫版全2巻。

風茉(ふうま)は、10歳なのに頭脳明晰。咲十子(さとこ)の物理の宿題をちょちょいとこなしてしまうほどです。
かわいいところとかっこいいところがあって、女心をくすぐります。母性本能なんでしょうか。
一生懸命背伸びをしている感じ。

咲十子は、穏やかでのんびりした感じだけれど、何気にしっかりしているかも。
料理が得意で、お弁当作って同級生に売っているし(笑)。
フィアンセだけれど、なんだかお母さんのように暖かく見守っているような、包み込むような。

高校生にとって、10歳なんて子供っぽく思いそうだけれど。
風茉は和久寺グループを取り仕切る実力と責任感を備えているせいか、なかなか大人びているのです。
そんなところに、子供らしいところを見つけると、逆に微笑ましいのです。
10歳と17歳じゃあ、え!?と思っても、20歳と27歳、30歳と37歳と年を重ねるごとに違和感はなくなるもので。
ただ、男性の方が7つも下なのは珍しいかも・・?
だんだんそうでもなくなってきたけれど。

風茉の弟の寿千代(ひさちよ)や、咲十子のお母さん、2番目の許婚だという一美(かずみ)、鋼十郎(こうじゅうろう)や九鉄(こてつ)etc.まわりのキャラクターもポイントです。

咲十子は、誰も傷つけたくないとあまり意思表示をしない子でしたが、風茉と共に成長して強くなっていく気がします。
「風茉くんが好きなの」
ちょっとじーんとします(*^^*)

風茉が仕事をしている場面も結構好きだったりします。
全く関係ないけど、ほぼ同時期に読んでいた「キス/はぐ」も有能実業家の彼だったな~なんて思ったり。

あたたかい気持ちにさせてくれる作品です。
タグ:高尾滋
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