ちょびっツ ／ CLAMP [漫画]
- 作者: CLAMP
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2001/02/01
- メディア: コミック
人型パソコンの「ちい」の話。
浪人生の秀樹が、ゴミ捨て場で人型パソコンを拾って、一緒に暮らし始めるというお話です。
人間とロボットはどう違うのか？みたいなテーマを卒論で扱っていたので、興味深い内容。
まあ、この漫画自体のテーマは違うと思うけど。
でも実際読んだのは、３巻まではおそらく４年生になる前で、４巻からは卒業してから読んだという・・。卒論の時期に読んでないじゃん。
やっぱり、たとえどんなに人間と似ていても、ロボットは人間が作ったものであり、生きている人間とは根本的なものが違うんだろうなぁ、というのが私の意見。
でも、そんなこといったら、みんなそうだろうけどね。
でも、本当に人間と同じようなロボットが出来たら、世の中どうなるんだろう？
いろんな常識が変わるんだろうなあ。
ロボットに人権は与えられるの？ 秩序が乱れそう。
そうはいっても、人間は人工人間を作るのが夢で、私は本当に同じものは出来ないと思うけど、日々進歩しているのは確実で。
そして実際には不可能なことでも、想像することは出来て。
この話みたいに人間とロボット（ちいはパソコンだけど）が愛し合うようなこともあるのかも？
人間じゃないと分かっていても？
そんなことを考えちゃうような内容です。私だけか？
中に出てくる絵本「だれもいない町」が好きです。
キャラクターというか、絵が好きですね。
でも最初、絵本の内容って分からなくて、何か突然別の話が始まった！・・なんて思ってしまいました（＾＾；
そんな風に、ストーリーの中に組み込まれているところというか、絵が描き分けられているところというか、
絵本の内容が鍵になっているところというか、う～ん、全部いいなと思います（笑）。
あとは、ノートパソコンがミニサイズの人型っていうのがかわいい（*＾ー＾*）
※以上の記事は、2006年1月に書いたものです。
ツだけカタカナなのよね。いつも書くときは、調べて確かめないと、間違っていないか不安になります。
CLAMPの作品は、メッセージ色が強いですね。
私が最初に読んだのは、お姉ちゃんの部屋にあった、「20面相におねがい!!」か「東京BABYLON」。
自分で買ったのは、「魔法騎士レイアース」が最初。２の脚本集まで持ってます（笑）。
最近連載されているものは読んでいないけれど、この「ちょびっツ」の他に、「Wish」も好きな作品です。
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