砂時計 / 芦原 妃名子 [漫画]
前から、書店で平積みになっていたりするのを見て、気になっていた作品。
しばらくしてから購入。
全10巻。
でも、本編は8巻まで。9・10巻は番外編。
番外編の、椎香ちゃんのアメリカ生活の話が好き。
12歳冬、14歳夏、のように、季節ごとに1話1話になっている。
はじめの方は、短編のような続き物の話なのかと思った。
杏の母、「頑張って」という言葉を言っては駄目、そんな感じがしていた。
簡単に頑張ってということは、逆に苦しめることもある。
昔から気になっていたことなので、共感もする。
でも、杏はそれがトラウマに。
今にも何かがきれそうな杏をみていて、とても切ない。
そして、続きがとても気になるストーリー。
最初に、26歳の杏が出てきた。
結婚を控え、妹が出てくる。
後でだんだん年を重ね、その年に近づいてくると、どうなるんだろう? あれはこういうことだったのか?などと思う。
効果てきめんですな。
ちいちゃんと同様、私は藤くん派(笑)。
椎香ちゃんも好きだな。
この兄弟も複雑な思いが渦巻いている。
月島兄弟に幸せになってほしい。
大悟は・・う~ん。
私はあまり魅力を感じないので、ノーコメント。
これ自体がコメントじゃん(^^;
私の願望としては、杏と藤くんが一緒になればいいのに、なんてこともちらりと思いましたが。
なんだかんだ言っても、このストーリーとしては、これで良かったんじゃないでしょうか。
友達ともうまく絡んでくるところがいいね。
みんなそれぞれ悩みを抱えて、精一杯なところが、とても切ないのです。
杏にかぎらず。みんな。
昼のドラマになって、その後私は読んだよう。
最近映画にもなったのかな?いつだったかCMもみたよ。
別の話だけれど、バレエ漫画を探しているとき、この人の作品にもあるらしいことを知った。
前の作品なので、本屋さんでは見たことないし、入手困難かも・・?
読んでみたいけど。
※以上の記事は、2008年11月に書いたものです。
読んでいると、続きが気になって気になって仕方がなかったです。
ちなみに、ドラマと映画は観ていません。
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