ローマ人の物語Ⅰ ローマは一日にして成らず / 塩野 七生 [歴史の本]
ローマ人の物語 (1) ― ローマは一日にして成らず(上) 新潮文庫
- 作者: 塩野 七生
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2002/05
- メディア: 文庫
最初は、全部読み終えてから書こうかと思いましたが。
長いので、コメント自体もかなりの量になりそうだということと、最後を読むときには、最初の方の感想を忘れていそうということで、ハードカバーの巻ごとに書くことにしました。
まず、1巻「ローマは一日にしてならず」についてのはずですが、シリーズ全体について書いちゃいます。
ハードカバーで全15巻。
文庫版は、現在34巻(ハードカバーの12巻)まで出ているもよう。
私は文庫版で読んでいます。
読み始めてもうそろそろ1年になりますが、20巻まで到達しました。
続けて読み続けている間に、全ての文庫化は終わらなさそうですね。
そうしたら、その間に塩野七生さんの別の作品も読んでみたいです。
初めは、図書館で毎回歴史系の本を1冊借りてみようと、読み始めました。
さらに、文庫版が出始めた頃から、本屋さんで見かけていて、読んでみたいな~と気になっていたので、ようやく読めたともいえる。
それから、読んでいて驚きの出来事がありました。
私は文庫の7巻を読んでいたときのこと。
母から誕生日カードだったかクリスマスカードだか届いたときに、お母さんも「ローマ人の物語」を読んでいることが発覚!お母さんはハードカバーで読んでいて、その7巻だったっぽい。
さすが親子!びっくりしちゃいました。
そして。小説家の書く歴史の本。
専門家が書くより、わかりやすくて面白い。
阿刀田高さんの教養エッセイもそうだけれど、対象も一般向けだし、何しろ、読ませる専門家だからかな・・?
で。肝心の内容ですが。
1巻はローマの建国というか、はじまり。
まさに、ローマは一日にして成らずです。
最初は王政だったんですね。
ギリシア人もエトルリア人も住まない丘の上から。
初めは細々と(?)でも着実に根付いていくローマ。
じっくり時間をかけて、繁栄へと向かっていきます。
※たまたまですが、歴史の本が立て続けになっちゃいました・・。
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