ワルツのお時間 / 安藤 なつみ [漫画]
全3巻。
タイトルに惹かれ、その名の通りダンスのお話ということで興味を持ちました。
私もワルツを踊っていたので(競技ダンスじゃないけど)、親しみがわきます。
ぽっちゃりで地味で名前負けすると消極的だった姫愛(ひめ)。
そんな姫愛がダンスに出会い、変わっていきます。
素直で笑顔の可愛いとてもいい子です。
ダンス教室の息子のたんご。ジュニアでは名高い勇誠と菫。
四角関係となるのですが・・。
醜い感情はなく綺麗な感じなのがいいです。
もうパートナーは作らないと決めていたたんごを、競技ダンスの世界に再び戻すために、姫愛の魅力を見せ付ける勇誠。
たんごの過去のパートナー。勇誠や菫の様子から、まさか姫愛の知っている人物だとは思わなかった。推理不足?
運命のパートナーとなって、ブラックプールに参加するということではハッピーエンド。
でも、恋愛という点では運命のパートナーではなさそう。(いずれそうなりそうな気もするけど)
少女漫画だからこそくっつかないのは予想外というか、妙に現実を取り入れた感じ。
3巻ではちょっと物足りない。惜しまれるくらいがちょうどいいのかもしれないけれど・・。
姫愛とたんごがパートナーを組んでからの日々も読んでみたかったな。
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