黄金の羅針盤(ライラの冒険) / フィリップ・プルマン [海外作品]
確か、大学を卒業してから、図書館に行き始めるまでの間に買って読んだので、5年位前に読んだのかな。
3部作で、文庫版それぞれ上下、計6冊。
続きが気になって、夢中で全部読んだけれど、はっきりいって、難しかった。
結局、ダストってなんだったんだっけ・・?
ライラが、ライアー(嘘つき)とかけている感じで、出まかせ言ったりなんだりで、あんまり共感できないし。
(最近、そういう主人公の本が多いのかしら。今読んでいるバーティミアスのシリーズもそうだし・・。でもこちらはとても面白い)
その点は、まだ2部のウィルの方が、ちょっとは良かったかな。
ウィル=意志?
ダイモンが姿を変えるのは面白いね。
そもそも、ダイモンの発想が、というか。
遠くは離れていられないのに、金色のサルが恐ろしい。
ダイモン=デーモン?
羅針盤を読んでいるシーンも結構好きです。
あと、車輪の乗り物とか、印象に残っているなあ。
さすが、自転車とかに慣れているウィルの方が、感覚がつかみやすいんだろうなって。
1部は、ライラのダイモンのいる世界、2部は、ウィルのこの世界、3部は全てが舞台となる。
確か、文庫を買った当時、帯に「待望の映画化!」と書かれていたので、とっくにされているのかと思っていたら。
あれから何年かして、日本でも公開されて話題に。
まだだったのね、今頃・・とちょっと思いました。
映画は見ていないけれど、少しはわかりやすいのかなあ。
でも、ダイジェストと言うか、限りある時間の中に収めると、やっぱりわかりにくいのかなあ。
もう1度読んでみようと読み返している途中で、図書館に行くようになって、そちらの本を読むようになって、読みかけにしたままになっています。
もう1度、ちゃんと読んでみようかなと思いつつ、他にも読みたい本がいっぱいあるので、ずいぶん先のことになりそうです。
1.黄金の羅針盤
2.神秘の短剣
3.琥珀の望遠鏡
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