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動物のお医者さん / 佐々木 倫子 [漫画]


動物のお医者さん (第1巻) (白泉社文庫)

動物のお医者さん (第1巻) (白泉社文庫)

  • 作者: 佐々木 倫子
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 1995/12
  • メディア: 文庫


いつだったか、姉が持っていたのを数冊読ませてもらったことがある。
でも、ここ最近(といってももう3年くらい経つか)になってこのシリーズも文庫版で購入。
改めて、全巻読みました。
確か、姉が持っていたのも文庫だった気もするが・・まあ気にしない。

獣医大生ハムテルと動物たちを中心とした物語。
厳密に言うと、受験前からだけれど。
まだ高校生のときに、教授にキミは将来獣医になると予言され、仔犬を押し付けられる。
それがチョビ。チョビかわいい。
シベリアンハスキー?この漫画で大人気になった種類だとか。
確かに一見怖いかもね・・。それがこの漫画で魅力的に描かれているものだから、人気が出るのもうなずける。
雄かと思ったら雌だった。顔で判断してはいけませんね(^^;

愛犬チョビをはじめ、動物たちのコミュニケーションがおもしろい。
もちろん、実際にしゃべるわけではないのだけれど。
訴えかけるような目で、まだ?とか、あきれた顔をして、何してるんかい、みたいな。

ハムテルが淡々としていて、あまり感情的ではないせいか、話全体も淡々としている感じ。
全体としての流れはあるけれど、だいたい1話1話で違う話です。

人間も動物も個性的な人ばかり。
アフリカ民族にはまっている教授に、低血圧の菱沼さんとか。
動物たちでは、特に意思表示はないけどスナネズミとか好きだったりして。
背中を向けるとハナをつけたがる馬のセリカも面白い。

牛の直腸診とか、へえ~と思うこともいっぱい。

この漫画がきっかけかどうかは知らないけど、私のいとこは中学生か小学生のときから獣医になりたいと言っていた。
そして、実際に獣医学部のある大学へ入ったらしい。
そうやって小さい頃からずっと思っていて実現しようとしているのって、すごいなと思う。
今どうしているのかな。もう何年も会っていないから、偶然会ってもわからないかも(××)

ちなみに、「ハムテル」は通称(当たり前か・・)。本名は公輝(まさき)。
おばあさんは「キミテル」と呼んでいるし・・。
確かにマサキとはなかなか読めないよね。
振り仮名なかったら、私もキミテルまたはコウキと読むだろう(^^;

※以上の記事は、2007年10月に書いたものです。
佐々木倫子さんの作品は、「おたんこナース」も読みましたが、動物のお医者さんの方が好きかな。
まあ、おたんこナースは原案は別の方ですが。
こっちは、文庫で5冊、買ってあるけど、3~4巻までしかまだ読んでいません(^^;
タグ:佐々木倫子
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