失恋ショコラティエ / 水城 せとな [漫画]
全9巻。
テレビドラマ化もされましたが、2~3回ちらっと見たかな・・くらいでちゃんとは見ていない。
チョコレートが大好きなサエコさんに対する情熱で、ショコラティエになった爽太。サエコさんが人妻になってもそれは変わらない。
実家のケーキ屋を改装し、ショコラヴィを立ち上げる。従業員はフランスで修行していたときに出会ったオリヴィエと、実家で働いていた薫子さん。爽太の妹のまつりも時々手伝っている。
何かを作り上げるという話が好きみたいで、試行錯誤や妄想でチョコレートの新作を生み出していくそんな場面が好き。食べたくなる。
フランス語がたまに出てきて、わかる単語があるとちょっと嬉しい。文章でなくても、"レ"とか"ノワール"はミルクとブラックだったりとか。
爽太やサエコさんより、周りの薫子さんやえれなの方が好感は持てる。
でも、よくよく考えると、えれなよりサエコさんの方が真面目なのかなと思ったり。
オリヴィエ(オタク系)や六道さん(オネエ系)といったキャラクターも面白い。
結末はまあ納得しましたが、ちょっと駆け足の印象。エピローグ的なものはそんなものかとも思うけれど、私がエピローグ充実が好きなので。チョコレートを改良して、イートイン出来る2号店を計画して・・と夢に向けて実行しているところがとても良かったです。
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